SDGsへの取組み

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。※外務省サイトより引用

 

 

株式会社南都として

【社 訓】「観光資源は自然を克服するのではなく育むことによって調和がとれ生きてくるものである」 弊社は1971年の創業から一貫して、沖縄独自の地域資源(自然、歴史、文化)の価値を磨き伝えることで社会経済へ貢献してきました。 これからも人間の本質的な営みである観光を通じて、社会経済へ寄与するとともに、持続可能な未来の実現に貢献していきます。

 

現在の取組み

貧困をなくそう

「沖縄こども未来プロジェクト」の活動へ賛同し、2016年の同プロジェクト開始当初から法人サポーターとして継続的に寄付を行っています。

質の高い教育をみんなに

ガンガラーの谷や南の島の洞くつ探検などのガイドツアー商品を提供し、ガイドが直接地域独自の自然・歴史・文化の価値を伝える事で、参加者の関心や理解を高めています。また、サキタリ洞遺跡(ガンガラーの谷・ケイブカフェ)では、継続的に県立博物館・美術館による発掘調査が行われ、旧石器時代の人骨や石器、貝器等世界的にも重要な発見がなされており、毎年調査が終わる時期には現地で見学会を開催して県民を中心に教育普及活動を実施しています。

水に関わる生態系を守り、回復させる

世界人口の約10%の人々は、洞窟や帯水層が形成されるカルスト地域から生活水を得ていますが、その大部分が地下にあるため、その存在と重要性に気がつかず、汚染や破壊の進む洞窟や地下水、カルスト地形が少なくありません。 洞窟とカルストの探査・研究・保護を進める国際洞窟学連合は、2021~2022年の2ヵ年を「国際洞窟・カルスト年2021」として定め、世界中の多くの人々が洞窟やカルストに親しみ、学ぶ機会を提供するイベントを開催しています。 その取り組みの一環として、おきなわワールドにおいても「沖縄洞窟ウィーク2021」を開催しました(主催:日本洞窟学会、共催:株式会社南都、沖縄県立博物館・美術館)。 玉泉洞やガンガラーの谷のサキタリ洞(ケイブカフェ)などをフィールドに、沖縄の洞窟とカルストの魅力、その保全の重要性について、県民の皆様に親しみながら理解を深めていただくイベントを数多く行いました。

おきなわワールド

2015年おきなわワールド施設内の照明設備のLED化や太陽光パネルの設置等を実施し、CO2を削減する事で県内企業として初めて「J-クレジット制度」の認証を受けました。認証を受けた後も玉泉洞の通路照明や演出照明をLED化する等、継続して省エネ活動に取り組んでいます。

伝統工芸

おきなわワールドは沖縄県から博物館相当施設に指定されており、国内でも最大級の規模を誇る観光鍾乳洞「玉泉洞」の管理・運営や、先人たちから継承されてきた伝統芸能(エイサー)、伝統工芸(琉球ガラス・紅型・機織り等)を事業化する事で、沖縄独自の自然・文化を未来へと継承します。

南都酒造所ルボダン

南都酒造所(おきなわワールド内)では商品の梱包等で使用して廃棄していた段ボールをノートやレターセットなどへ再利用する企画を県内のアーティストと連携して商品化しました。また、製作は八重瀬町の笑来笑来さん、那覇市の障害者支援センター泉崎さんと協働で行っています。

南都酒造所サンゴ 植付け

南都酒造所では「35リキュール泡盛珈琲」の製造・販売を行い、商品売上の3.5%を沖縄県内のサンゴ再生支援金に活用しています。また、毎年3月5日のサンゴの日には県内企業と連携して地域の子供たちへサンゴ植え付け体験などの教育普及活動も実施しています。

大石林山

大石林山は2016年やんばる国立公園に指定され、優れた自然の風景地を保護して生物多様性の確保に取り組んでおります。また、ご年配の方や車いすの方も安心して自然体験をお楽しみ頂けるように、施設の一部をバリアフリーエリアとして整備しています。